Garmin Vector3/ガーミンベクター3 〜電池キャップ交換とオーバーホール_O/H 方法〜

ペダル式パワーメーターのベクター3 の不具合が続いた事はお伝えしていましたが、対策を行なっていく中で電池キャップ交換とオーバーホールを行なっていますので、紹介させて貰います。ここでの対策は残念ながら改善には繋がりませんでしたが、構造を理解すると言う意味では有益な作業でした。

少し長めの記事になりますが、

それでは始めて行きましょう‼️

右ペダルの接続不具合と合わせて右の軸に感じる”ガタ付き”指で引っ張ったり押したりすると明らかにガタを感じますので、その点も改善して行きます。

これが新しい電池ブタです。無償で配られています。

見た目には分かりづらいですが、センサーと接触する接点の構造等が改良されています。

緑の基盤はペダル軸と一緒に回る恐らく発信機になります。フタの突起部分は外側の接点と接触しH型になっている部分はボタン電池と接しています。クルクル回る構造なのでここの接点が怪しくなると接続不良になるようです。

フタのもう少し詳しい構造です。

フタと中の電池ホルダーに隙間が有って回る構造なので隙間が大きいと電池の接触不良に繋がりそうです。

構造を理解したところで分解を進めます。まずはフタを取ります。これは右も左も正ネジでした。

写真通り、基盤が顔を出します。

新旧電池ブタを並べると違いが分かりやすいです。

左が新型で右が旧型です。

端子の形状が変わっています、よりしっかりと接点に圧着するイメージがしますね。

シャフトを外すにはまず基盤を外します。

付いているネジを精密ドライバーで外します。少し勇気がいる作業にはなりまふが、傷を付けないようにだけすればそんなに怖い作業ではありません。

ネジが2本取れたらペダル本体を傾けてやります。

すると、基盤が取れてきます。

中を覗くとナットと真ん中に電極が2つ出ています。

電極の部分が緑の基盤の裏に接触して情報を転送する構造です。

ナットを緩めますが、ソケットは厚みが薄い物を使わないと入りません。外径17mmの物で丁度入る感じでした。

後はシャフトのクランク側にペダルレンチを掛けて緩めると

ナットが取れてシャフトも抜けます。

シャフトにはそれなりの汚れが有りますが、状態自体は殆ど傷はなく悪くない感じです。ここまでの走行距離は約1,000kmです。

クランク側にはシールが付いているので取っておきます。

シールは2重と言うよりも足が出てるものが静止して輪っかだけの物がシャフトと一緒に回って足が出ているシール端面と接触して摺れながらシールをしている構造のようです。

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中にはベアリングが有り”Garmany”と書いてありました。どう見ても専用ベアリングになっていますので、長く使って行くうえでアフターが気になる所ではありますが、今は気にせず進めます。この反対側にもベアリングが有ります。

洗浄しました。

シャフトには若干のベアリング当たりが付いています。

このシャフトの中に恐らくはひずみゲージが入ってパワー/サイクリングダイナミクス/ペダルセンターオフセットなど測れるようになっているのは凄い技術です。

ペダル内のベアリングはベアリングレースがペダルボディーにハマっているのでここにはクリーナーを直接かけずに綿棒で汚れを取って行きます。

分解はこれでおしまいで各部洗浄が出来たら組み直しをして行きます。

グリスはセラミックテフロングリスを使います。ハブにもこれを長年使っていますが、何ら不具合も無いので防水性能が著しく悪い箇所以外はこのグリスを使います。

ベアリングには指が入らないので綿棒で詰め込むように多めに塗っていきます。

シャフトは満遍なく表面に塗るようにしています。

シールを取り付けますが、これには向きがありますので注意が必要です。

出っ張りがあるほうが足が有るのも無いのも外側です。ここもグリスを表面に塗って組み付けます。

次はグリスを塗ったシャフトをゆっくりどんつくまで挿入し。

シャフトエンドをナットで締めます。

ナットにも方向が有り、出っ張りが大きい方が内側になります。

外す時の逆の要領で組み付けますが、締め付けトルクは取扱説明書では10N-mとなっていたかと思いますが、私は小さいトルクレンチを持っていないので手締めの感覚で進めます。

回す方向は以下のようになります。

*右ペダルは逆ネジ/反時計回り*

*左ペダルは正ネジ/時計回り*

電極の接点にはオイルを塗っておきます。接触不良を出来るだけ無くすための物です。手頃なのがなかったので私はチェーンオイルを使っています。

送信機も取り付けてここにも塗っておきます。

電池ブタと電池の接点にも。

後はセットして。

フタを閉めたら完成‼️

フタはあまり強く閉めるとマズそうな感触ですので、程々ににしておきましょう(程々と言う表現が難しいですが…)。

これで電池ブタ交換からオーバーホールまで完了です。

凄く簡単で定期的なメンテナンスもそんなに億劫になる必要無いと分かって貰えたかと思います。

是非挑戦してみて下さい‼️

それではまた🚴‍♂️

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